こんにちは。
早いものでブラジルにきて、1年が過ぎ、残りの任期も残すところあと11ヶ月となりました。
現在折り返し地点。
この機会にこれまでの1年を振り返ってみて、率直に感じるのは、
本当に幸せな1年を過ごさせてもらったということです。
本当に心からそう思います。
僕自身この1年間の活動で、
子供達の技術が飛躍的に向上する
街の競技人口が大幅に増える
子供達を大会で優勝に導く
といった 結果 としてなにか大きな成果を上げることができたかというと、そうではありません。
時には子供と口喧嘩になったことも、大人と意見が食い違ってピリついたこともありました。
また普段の生活の中でも思い通りにいかないことや、ついため息をついてしまいたくなるようなことがなかったかというと、、、
ありまくりました。
それでも心から幸せで楽しい1年だったと言えるのは、とにかく可愛くてたまらない子供達に出会うことができたからです。
僕はどんな子供達に出会うことができたのか。
いろんな子がいます。
真面目で練習熱心な子
複雑な家庭で育っている子
喧嘩早い子
泣き虫な子
負けず嫌いな子
甘ったれ坊主
おちゃらけ野郎
などなど様々です。
自己主張が強い子供達が多く、日々いろんな問題も起きます。容易にこの1年間活動ができたかというと、そうではありません。彼らの言動に頭を抱える日もたくさんありました。
でも彼らはとにかく野球が大好きです。
彼らは気温35度を優に超える暑さの中、ちゃんと毎日グランドに来ます。
僕が来いと言わずともちゃんと来ます。
本当に素晴らしいことだと思います。
また彼ら自身から
「シュン、明日学校休みだから朝から練習してシュンの家でお昼ご飯食べてまた午後から練習しよう!」
と言ってくる日も少なくありません。
この活動をしていてこれほど幸せな事は無いと思います。
僕は本当に幸せ者ですし、僕は彼らを心から尊敬します。
試合が次いつできるかもわからない。ましてやこの炎天下の中ちゃんと練習に来る。素晴らしい子供達です。
感謝される立場のようで実は僕自身が一番彼らに感謝しなくてはいけません。
そしてこの1年間、彼らと僕との中で、良い事も悪い事もいろいろなことがありました。
いろいろな事を経験して、僕は彼らと関係で意識していることがあります。
それは彼らと